ぎっくり腰になった時
12月になると、寒さや年末の疲れ、大掃除などでぎっくり腰の患者さんが増えて来ます。
ぎっくり腰になった場合、無理して動いて来院すると
その事が悪化の原因となる場合もあります。
まずは自宅で安静にして、少し落ち着いてから治療にお出で下さい。
当院では、ぎっくり腰の症状は、3回、3日間の治療で治すことを目標にしています。
程度が軽い場合は、1回の治療で完治も可能です。
しかし、すごくひどいぎっくり腰の場合は、3日間で痛みを
0にする事は出来ない場合もあります。しかし、3日間で、
普通の生活が出来る様な状態に持っていく事が目標です。
治療方法は、鍼灸治療をメインにします。
ぎっくり腰の時に、強いマッサージや、歪みが原因と言って
腰を捻じったりする整体は危険だからです。
マッサージも多少使いますが、腰よりは、背部や臀部や下肢など
筋肉や関節が固いために、腰への負担が増してしまう場所の
筋肉の張りを取り除くために使います。
鍼灸治療には、流派がいろいろあります。
そのため、受けに行った治療院がどの様な流派で
やっているかによって、鍼灸治療の方法も異なります。
簡単な分類をすると
①腰だけのツボを取る ⇔ 腰痛のための手足やお腹のツボも使う
②腰痛だけを考える ⇔ 腰を治すためにも身体全身の治療をする
②針を深く刺す ⇔ 針は浅く刺す
③針はすぐに抜く ⇔ 10分程度針を刺したままにする
④針を刺したままにする ⇔ 刺したままの針に電気をかける
当院では、一定の流派にとらわれず、ベストと思われる
治療法をその都度選んで行います。
鍼灸治療が初めての方は、鍼を刺すなんてちょっと怖い・・・
と思うかもしれませんが、痛くなく刺す事が我々プロの技術であり役割です。
どうしても嫌な場合は仕方がありませんが、まずは鍼灸治療をお勧めさせて頂きます。
もしも鍼灸治療の最中、どうしても痛かったり、嫌でしたら途中で止めますので
一度治療を受けて欲しいと思います。
また、もしも以前、他の院で鍼灸治療を受けたけれど効果がなかった・・・
と思う方がいましたら、鍼灸治療が利かないのではなく
鍼のやり方がベストではなかったと思われます。
当院の治療法をお試しください