むち打ち（頸椎捻挫）では、いろいろな症状が出てきます。

首から肩にかけての痛み

首肩のコリ感

首が動かせない

等の、首肩の症状が多いです。

それ以外に、

頭痛や吐き気、めまい、耳鳴り等

様々な不定愁訴が出てくることもあります。

時には、

腕まで痛みやしびれが出たり

腕や手の麻痺、脱力感、しびれが出る事もあります。

むち打ち（ムチウチ）は、不意に、外から力が首に加わったために、

首や肩の筋肉や、関節についている、じん帯を伸ばされ、

傷ついてしまった怪我です。

外からは見えませんが、筋肉やじん帯の繊維が切れて

出血が起きたり、組織が腫れたり、

筋肉が目に見えない小さなケイレンを起こしたりしています。

また、首の中に走っている、脊髄や

脊髄から枝分かれして首の骨の間から

出てくる神経も、衝撃を受けて、

痛めてしまう事があります。

衝撃によって、自律神経の神経の働きが狂ってしまえば、

バレリュー症状といって、頭痛や吐き気、耳鳴り、等

自律神経のバランスが崩れた事による、

不定愁訴が出てきます。

また、痛みを感じる神経に衝撃受けると

しびれが出たり、ピリピリ痛かったりと、

知覚が過敏になったり、鈍くなってしまいます。

手や腕を動かす神経に衝撃を受けると、

力が入りにくくなったりします。

衝撃を受けて、筋肉やじん帯、神経を痛めても、

症状が出てくるには、数日かかることもあります。

（運動をした後に、筋肉痛が数日後に出てくるのと同じで、

　ケガも、時間が経って、　徐々に出てくる症状があります）

交通事故にあってから、

1週間内に出てきた症状があれば、

交通事故による症状の疑いが強いです。

まずは、1週間は、経過を見て、

どの様な症状が出てきて、

その程度のケガなのか、

を判断します。

また、交通事故が直接の原因ではないが、

交通事故による症状が引き金で、

第2の症状が引き起こされる場合もあります。

例えば、

首から肩にかけて痛みが強いので、

腕を動かさないでいたら、肩が

五十肩の様に、上がらなくなってしまった・・・

等です。

交通事故にために、引き起こされた症状なので、

こういう症状も、完全に治さないといけませんね。

この様に、いろいろな症状が出てきますので、

病状を正確に把握して、適切な治療をしていく

必要があります。

交通事故に関して、さらに詳しい内容はこちらをご覧ください

 

追記

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