鍼灸が妊活に与える効果とは?
「なかなか妊娠しない」「病院に通っているけれど結果が出ない」
妊活を続ける中で、このような悩みを抱えている方は少なくありません。
不妊の原因はひとつではなく、ホルモンバランスの乱れ、血流不足、自律神経の乱れ、ストレスなど、さまざまな要因が重なっていることが多いのが特徴です。
近年、こうした背景から注目されているのが「鍼灸による妊活サポート」です。
本記事では、自然妊娠を目指す方に向けて、鍼灸が妊活にどのように役立つのかをわかりやすく解説します。
鍼灸は妊活にどのように働きかけるのか?
鍼灸は、身体のツボや経絡(けいらく)に刺激を与えることで、体の機能を内側から整える東洋医学の施術法です。
妊活において鍼灸が注目される理由は、次の3つに集約されます。
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血流を改善し、子宮や卵巣の働きを高める
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ホルモンバランスを整える
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自律神経を調整し、ストレスを軽減する
不妊の多くは、これらの機能低下と深く関係しています。
鍼灸は「妊娠しやすい体の土台づくり」を目的としたアプローチと言えるでしょう。
鍼灸が自然妊娠に与える具体的な効果
排卵・卵巣機能のサポート
排卵が安定しない、卵胞の発育が不十分といった問題は、妊活において大きな障害となります。
鍼灸によって骨盤内の血流が改善されると、卵巣への酸素や栄養供給が増え、卵胞の成長をサポートする環境が整います。
また、AMHやFSHなどの数値が気になる方に対しても、体質改善の一環として鍼灸を取り入れることで、身体の機能を底上げする効果が期待されます。
子宮環境の改善と着床率への影響
妊娠が成立するためには、受精卵が着床しやすい子宮環境が必要です。
鍼灸によって子宮周囲の血流が改善されると、
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子宮内膜の状態が整いやすくなる
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冷えが改善される
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骨盤内の緊張が緩和される
といった変化が起こります。
これらは、自然妊娠だけでなく、体外受精や人工授精を行っている方にとっても重要な要素です。
妊活ストレスの軽減
妊活は身体だけでなく、心にも大きな負担を与えます。
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周囲の妊娠報告に焦りを感じる
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治療が長引くことへの不安
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結果が出ないことへの自己否定
こうしたストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、排卵障害やホルモン分泌の低下につながることがあります。
鍼灸には、自律神経を整え、心身をリラックスさせる効果があるため、妊活に伴う精神的負担の軽減にも役立ちます。
妊活における鍼灸施術の流れ
初回カウンセリング
鍼灸による妊活サポートでは、まず丁寧なカウンセリングを行います。
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月経周期や基礎体温
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生活習慣(睡眠・食事・運動)
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冷えや疲労感、ストレスの有無
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不妊治療の状況
これらを総合的に評価し、体質に合わせた施術方針を立てます。
また、なぜ不妊に鍼灸が良いのか?不妊鍼灸と一般的な鍼灸の違いとは?不妊鍼灸を掲げている鍼灸院がいろいろあるが、八木鍼灸院はどの様な考えや理論を元にした不妊鍼灸を行っているのか?をご説明します。
施術頻度と期間の目安
妊活鍼灸は、1回の施術で完結するものではありません。
一般的には、
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週1回程度の施術
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3〜6か月の継続
を目安に、体質改善を目指します。
体外受精の当日に鍼灸を1回行った場合と行わなかった場合とを比較した時に、鍼灸を行った方が妊娠率が高かったという論文報告は数多くあります。そのため、体外受精の当日に1回だけ施術を行う方もいます。
しかし、その方の卵巣や子宮の機能を高めて妊娠しやすい身体を作るためには3~6か月かかるので、不妊鍼灸を一定期間続けた方の方が妊娠率が高まります。
週に1回程度、その方の体質や月経周期に合わせた不妊鍼灸の施術を行うことで、より効果的なサポートが可能になります。
安全性と注意点
鍼灸は比較的安全性の高い治療法ですが、
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軽い内出血
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だるさ
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施術部位の違和感
などが一時的に出ることがあります。
不妊を改善させるための自律神経やホルモンバランスの調整では、鍼は浅く刺します。肩こりや腰痛などの施術では数センチ深く刺しますが、自律神経の調整には数ミリの深さの鍼の方が良いのです。
そのため、深く刺した事による施術部位の違和感や施術の刺激量が大きかったためのだるさは出にくいです。
ただ、その様なだるさが出た場合は、担当の鍼灸師に伝えて、次の施術の時の刺激量を調整してもらってください。
鍼灸を妊活に取り入れるためのポイント
不妊クリニックとの併用
まれに、不妊クリニックには全く通っていない状況で鍼灸を受けに来る方がいます。しかし、もしも卵管の閉塞など、明らかな不妊の原因があれば、いくら不妊鍼灸を行っても自然妊娠は難しいです。まずは、不妊の原因がないか?基本的な検査を行ってから不妊鍼灸の併用を考えないと行けません。鍼灸は、不妊治療の代わりになるものではなく、補完的な役割を果たします。
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タイミング法
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人工授精
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体外受精
不妊クリニックでこれらの治療と不妊鍼灸を併用することで、身体のコンディションを整え、妊娠する可能性を高めます。
生活習慣との組み合わせ
妊娠しやすい体づくりには、鍼灸だけでなく日常生活の見直しも重要です。
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体を冷やさない
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睡眠を十分に取る
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栄養バランスの取れた食事を心がける
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適度な運動を取り入れる
鍼灸は、これらの習慣を支える土台として機能します。
まとめ|妊娠しやすい体づくりに鍼灸という選択
自然妊娠を目指すうえで、身体の状態を整えることは非常に重要です。
鍼灸は、
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血流改善
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ホルモンバランスの調整
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自律神経の安定
といった多方面から妊活をサポートする治療法です。
「原因がはっきりしない不妊」「治療を続けているのに結果が出ない」
そのような方こそ、一度、身体の土台づくりに目を向けてみる価値があります。
妊活は、焦るほど結果が遠ざかることもあります。
身体と心のバランスを整えることが、自然妊娠への第一歩になります。
不妊鍼灸を検討したいと思う場合は、八木鍼灸院で一度お話を聞いてみて下さい。




