交通事故の場合、どの医療機関で治療を受けたいかは、
被害者の方の、希望が最優先されます。
ですから、現在通院している
整形外科・整骨院が、
○ 遠くて通院が大変
○ 診療受付時間が限られて、通院できない
○ 治療を続けているが、改善が悪い
○ 病状や治療方針の説明が不十分で、信頼感があまり持てない。
など、
転院した方が良いと思われるケースの時は、
早めに転院をお勧めします。
当院に転院すると仮定して、ご説明します。
●整形外科にしかかかっていない方の場合
→ ①同じ整形外科に定期定的診察に行き、治療は当院で日々行うことにする
②当院と連携している整形外科に転院し、治療は、当院で日々行う。
●整形外科と別の整骨院にかかっている場合
→ ①同じ整形外科に定期定的診察に行き、治療は当院で日々行うことにする
②当院と連携している整形外科に転院し、治療は、当院で日々行う。
●別の整骨院にだけかかっている
→ ①当院に転院して、当院で日々治療を行うことにする
②当院と連携している整形外科も受診し、治療は、当院で日々行う。
ただ、受傷してから、あまり、長い時間経ってからの転院は
あまり望ましくはありません。
受傷、3ヶ月以内と思ってください。
なぜなら、
初めて診察する先生は、受傷当時の状態が分からないので、
今現在の、痛みや状態が、どこまでが事故の原因であり、
どこまでが、今までの日常生活の中で具合が悪くてなっている
ものなのか、区別がつかないからです。
治療が長期にわたってくる場合、
「怪我が治るために、時間がかかっている、理由」
を、しっかり、証明していかないといけません。
当院への転院は、保険会社が認めてくれれば、引き受けますが、
整形外科の先生は、この、長期に渡って、治りが悪い事に対する
証明が、経過を見ていないために、出来ないので、転院を快く
受け入れてくれない場合もあります。
3ヶ月以上経過している場合も、治療が適切ではない場合は、
治りが非常に悪い場合もあります。
治りが悪い時、この様な治療で、本当に大丈夫かな?
と思うことがあれが、早めに当院にご相談下さい。