整形外科では、よく、レントゲン写真だけをとって、
「首の骨に問題はありません」
と言われるだけの場合が多いです。
正直、事故で、
首の骨に問題が出る=骨折、ヘルニアが飛び出る、骨がずれてしまった!
という事があったら、大怪我です!!
入院するくらい、具合が悪くて、動けないでしょうね。
通常の方の、むち打ち症では、
首や肩が痛んだり、頭痛がしても、首の骨に問題が出ることはありません。
しかし、
患者さんの自覚症状以外に、問題が出る可能性がある、検査項目があります。
この検査をしっかり行っているかどうかが、
私たちにとっては、
「ちゃんとした診察をしている、信頼のおける医療機関かどうか?」
を判断する基準でもあります。
また、保険会社の方にも、
「この患者さんが、どれくらい具合が悪いか?」をしっかりと
証明する、検査項目でもあります。
単に、患者さんが、「痛いと言っている!」
だけでは、説得力が弱いですからね。
初診時に、必ず行う、検査項目は、
●腱反射
●知覚検査
●筋力検査
●頚椎、首周りの筋肉の緊張や筋肉と骨の関係で、
神経や血管を圧迫していないか?などを調べる、
その他の、頚部理学検査
です。
本人は自覚していなくても、細かい知覚検査をすると
首に衝撃を受けたために、指先に行く神経に、影響が出て、
指先の知覚が、ティッシュペーパーで触れる位の、わずかな
触覚レベルでは、鈍くなっている事があります。
この様な、知覚障害が出ていることは、むち打ち症で
首に怪我をして、影響が出ている、立派な証拠です。
こういう証拠を、初診時にしっかり確認し、
治療の過程でも、しっかりとチェックしていくことが、
後々重要になってきます。
むち打ち症の場合、この様な検査をしっかりと
行う医療機関での治療をお勧めします。
整形外科で、シップを貼って、安静にしているようにと言われたのですが、それだけで大丈夫でしょうか?
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追記
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