東洋医学的な考えと西洋医学的な考えを組合わせた鍼灸施術

鍼灸施術を身体に行う事で、身体は様々な反応を起こします。

血液の流れが良くなったり、筋肉の緊張が和らいでコリが取れたり、内蔵の働きが良くなり、ホルモンの分泌が良くなります。免疫力も高まり、傷ついた細胞の修復も促されるために、病気やけがを治す、自然治癒力も高まります。どこの場所にどの様に鍼灸施術を行うと、この身体の反応が最大限に高まるか?を考えて施術を行っていきます。

どこのツボを使うと良いかは、様々な理論や考え方があるので、鍼灸師の先生がどのやり方を取り入れているかで異なります。例えば、腰痛の時に、西洋医学的な考えで施術を行う場合は、どこの筋肉を傷めているのか?腰に関係する、どこの関節や筋肉に問題があって痛みを引き起こしているのか?など、解剖学や機能解剖を考えて鍼灸をどこに行うかを決めます。東洋医学的な考えで施術を行う場合は、東洋医学的に、陰陽、虚実、5臓(肝・心・脾・肺・腎)、気血水の流れなどのどこに問題があるのか?かを考えて、腰とは全く関係がない手足やお腹などのツボを一番重要視して使います。この様に、鍼灸師の考え方によってツボをとる場所が変わります。

よく、「鍼をしたけど効かなかった・・。私に鍼は効かない」という方がいます。しかし、私たちから見たら、「鍼が効かないのではなく、鍼のやり方が効くやり方ではなかったのでは?」とまず考えます。

当院では、西洋医学的な考えと東洋学的な考え、両方からアプローチしてより効果的な施術方針を診察の結果、ご提案をします。

 

骨格(姿勢)・筋肉や関節の動き・内臓の働き・神経の働きを正常に導きます

当院が特に得意なのは、鍼灸です。どこの院を選んだら良いのか?の基準の1つは施術数、臨床数などの実績です。
院長の八木は、玉川病院東洋医学科にて、入院中や外来で来院する様々な疾患の方に鍼灸を行い、開業後は月に1000人以上に鍼灸を提供しました。
「鍼灸なら八木鍼灸院・八木整骨院だね」と地域の医師からも勧められ、多くの患者様から選ばれ続けてきました。「鍼は痛いの?」と不安に思っていた方も施術を受けると「全然痛くなかった!」と驚かれます。
安心してご来院ください。

【鍼】髪の毛の様に細い極細針で無痛施術

当院では、使い捨てのきわめて細いステンレス製の鍼を使っています。鍼の太さにも種類があり、鍼が初めての方や敏感な方には、太さが直径0.14mmの鍼(0番鍼)を使用しています、鍼に慣れていて、鍼が刺さっている感覚が好きな人には太めの0.24mm(5番鍼)を使っています。鍼は、先端が刺した時にどの様な形状が一番痛くなく刺さるか?研究されて作られています。その上、私達鍼灸師の技術、「痛くない刺し方」で行うために、鍼施術は痛くなく安心して施術を受けて頂くことが出来るのです。たまに、「鍼を受けたら痛かった・・・」という患者さんがいます。正直、鍼が痛かったなら、その鍼灸師の腕が悪かったと思ってください。当院では、痛くなく鍼を刺す事が出来るように、スタッフ一同、技術を磨いています。

【灸】身体の内側から温める鍼灸の“灸”

鍼と同じくツボを刺激するのに用います。皮膚の上に艾(もぐさ)を置き、火をつけることで、熱を用いてツボを刺激します。
身体を芯から温めて、さらにツボへの刺激効果でむくみや肩こりなどの改善も期待できるため、女性に人気の施術となっております。

鍼灸で有効性がある症状

肩こり・腰痛

肩こり・腰痛は、姿勢や生活習慣、冷え、内臓の不調などによって筋肉が緊張した状態になり、血行が悪くなることなどで起こります。
肩こりには、首から肩にかけてのツボを刺激し、腰痛の場合は、足にあるツボにアプローチすることで筋肉がほぐれやすくなり、おしりにあるツボを刺激することで、股関節まわりの血行を促します。

自律神経失調症

疲れやストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると、頭痛やめまい、イライラ、肩こりなど、いわゆる「不定愁訴」とよばれる「つらい症状」がみられます。
腕にあるツボを刺激することで自律神経のバランスを整え、低下している機能を高める作用が期待できます。

眼精疲労

目がショボショボする、かすむ、目の奥が痛い、充血するなどの症状がみられる眼精疲労は、目のピントを合わせる「毛様体筋」の疲労が原因のひとつと考えられます。ひどくなると頭痛や肩こり、めまいなどのつらい症状が起こることもあります。
改善のためには、目のまわりにあるツボを刺激したり、温めたりすると効果的です。

不妊治療

不妊症にはさまざまな原因が考えられますが、東洋医学では、冷えや自律神経の不調、骨盤のゆがみなどが原因と考えることがあります。
鍼灸によるアプローチでは、おなかや腰、足を温めて血行をよくすることで子宮の状態を妊娠しやすい状態に整えます。また、自律神経のバランスを整えてホルモンの働きや排卵機能を整えたり、骨盤まわりの筋肉をゆるめて骨盤のゆがみを治したりすることもあります。
子宮の働きを整えるツボや、冷えを改善するツボ、生殖機能と関わりの深い「腎」の働きを高める「腎兪(じんゆ)」などのおなかのツボに施術をおこないます。

逆子治療

一般的には、足首にある三陰交というツボや、足の小指にある、至陰というツボにお灸をすえる施術が効果が高いです。
自宅でもこのツボを指で押したり、爪楊枝などで刺激を加えると良いでしょう。
当院では、この様な基本的なツボを使いながら、週が遅くなった方には妊婦さんの体の状態に合わせて、必要と思われるツボを追加して施術を行っていきます。

ダイエット

加齢や冷えなどによる代謝機能の低下や、自律神経の乱れによる過食などが原因で、太りやすくなることがあります。
ツボを刺激することで、自律神経のバランスを整え過剰な食欲を抑えることができます。

小顔効果

頬などにあるツボを刺激すると、血行がよくなり、たまっていた老廃物が排出されるため、たるみやむくみの解消につながります。
耳の後ろにあるツボを刺激して顔のコリをほぐすと、筋肉が正常な位置に戻って本来のフェースラインが復活し、小顔効果も期待できます。

妊娠中の肩こり腰痛改善

妊娠中に指圧マッサージや矯正などを受ける事が難しい方でも、安心して鍼灸施術を受けることができます。